極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
勢い余ってぶんぶん首を振ると、少女は歩み寄り、物珍しそうに私を見渡してくる。
「へー、どうも聖都の人じゃなさそうね。でもそんな固くならなくてもさ、どうせあたしたち同じ年齢じゃない。これから一緒に頑張ってくんだし、仲良くしよ! あたしポピア! ポピア・チャップ! 街の服屋の娘なんだ」
「わ、私はシーリ。……シーリ・アンテノア」
ポピアと名乗る少女の勢いに押されつつも、私はなんとか馴染みの浅い姓までを口にする。すると彼女は、これまで同世代の女子と絡むことがなく戸惑う私の背中を、安心させるようにバンと叩いた。
「シーリね。面白い髪の色だし一発で覚えちゃった! これからよろしくっ!」
「……! うん、よろしく!」
眩しい笑顔に目が眩んだが……私は気恥ずかしさからなんとか立ち直ると、正直に迷ってしまったことを告げる。すると彼女は頼もしく案内を請け負ってくれた。
「任せなさ~い。このあたくしが、シーリ嬢を更衣室までエスコートしてさしあげましょ~。ほら、手を貸して!」
「あっ……ちょっ」
遠慮なくこちらの手を引いて廊下を進み出すポピア。
「へー、どうも聖都の人じゃなさそうね。でもそんな固くならなくてもさ、どうせあたしたち同じ年齢じゃない。これから一緒に頑張ってくんだし、仲良くしよ! あたしポピア! ポピア・チャップ! 街の服屋の娘なんだ」
「わ、私はシーリ。……シーリ・アンテノア」
ポピアと名乗る少女の勢いに押されつつも、私はなんとか馴染みの浅い姓までを口にする。すると彼女は、これまで同世代の女子と絡むことがなく戸惑う私の背中を、安心させるようにバンと叩いた。
「シーリね。面白い髪の色だし一発で覚えちゃった! これからよろしくっ!」
「……! うん、よろしく!」
眩しい笑顔に目が眩んだが……私は気恥ずかしさからなんとか立ち直ると、正直に迷ってしまったことを告げる。すると彼女は頼もしく案内を請け負ってくれた。
「任せなさ~い。このあたくしが、シーリ嬢を更衣室までエスコートしてさしあげましょ~。ほら、手を貸して!」
「あっ……ちょっ」
遠慮なくこちらの手を引いて廊下を進み出すポピア。