極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
 朝食事をした食堂。

「幾年かの周期ごとに、最も魔法の才があると認められし人物がその座に就くことになる」

 絵画や音楽を嗜む娯楽室。

「その選抜を我らは、帝国選家という選ばれし貴族の家柄から行う」

 お針子小屋。

「このホルドキア家も、帝国選家のひとつだ。そして、余もこの地で生まれた」

 談話室。

「今から四十年近くも前のことになろうか。幼き頃は将来、自分がこのような地位に就くことなど、思いもせずに育ったものだ――」

 倉庫、陽あたりのいい東屋が行き過ぎ――。
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