極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
う~ん、役目があったとはいえシーリの活躍を見逃してしまうなんて残念極まる。彼女の晴れ舞台だけはぜひこの目に収めたかった。
しかしちょっと情けないけど、ラエルがシーリの兄であることが判明し、一安心といったところか。
彼については、こちらに留学してきた頃からの結構古い付き合いで……。
お互いこうして軍のまとめ役になったこともあり、来訪の度に情報交換も交わす仲だ。
口数は多くないけど、義に厚い真っ直ぐなやつで……同じ男としても尊敬している。だからこそ、あの時シーリが彼に興味を抱いたことに、実は大きく動揺していたんだ。
表には出さなかったけど、この先ラエルと彼女を巡り対立することになったりしたら――そんなことを考えると戦々恐々とした気分になった。実際はそんな心配は無用だったようで、なによりだ。
話が逸れたけど……ラエルが父と母を死に追いやった帝国内の内紛を抑えるため、精力的に活動しているのは聞いていた。彼のこの戦に起こしたメナに対しての怒りは、人一倍大きいはず。
そこで僕は、この一連の出来事に対して抱いていた大きな疑問をぶつけてみる。
しかしちょっと情けないけど、ラエルがシーリの兄であることが判明し、一安心といったところか。
彼については、こちらに留学してきた頃からの結構古い付き合いで……。
お互いこうして軍のまとめ役になったこともあり、来訪の度に情報交換も交わす仲だ。
口数は多くないけど、義に厚い真っ直ぐなやつで……同じ男としても尊敬している。だからこそ、あの時シーリが彼に興味を抱いたことに、実は大きく動揺していたんだ。
表には出さなかったけど、この先ラエルと彼女を巡り対立することになったりしたら――そんなことを考えると戦々恐々とした気分になった。実際はそんな心配は無用だったようで、なによりだ。
話が逸れたけど……ラエルが父と母を死に追いやった帝国内の内紛を抑えるため、精力的に活動しているのは聞いていた。彼のこの戦に起こしたメナに対しての怒りは、人一倍大きいはず。
そこで僕は、この一連の出来事に対して抱いていた大きな疑問をぶつけてみる。