極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
一瞬言葉を無くすと――実のところどうなんだ? と、僕は自問自答し始めた。
(いや……僕自身の気持ちは改めて問うまでもない、けど……。シーリは? なんとなく彼女は僕に恩を抱いてくれているような感じはするんだけど……。知り合い、男友達……現状そんなところか?)
ごく自然に僕に接してくれるようになった彼女。でも、それは一緒にいて居心地がいい反面……恋愛対象からは除外されているような気が、しなくもなく……。
関係性を言葉にしにくく無言を続けてしまった僕に、ラエルはぴしゃりと告げた。
『言っておくが、あの子はまだ若い。もしお前にその気があろうと、無理に距離を詰めるようなことは許さんからな。あいつを悲しませるようなことをしたなら……わかるな?』
「な、なんだよ急に……」
やたら低重たい声で牽制された僕は、鼻白みながらも口答えした。
「言っとくけど、シーリを孤児院から連れ出して聖女にさせたのは僕なんだからな。それからずっと定期的に会ってるし、保護者的な役割もしてたし、今のお前よりかは親密なはずだ……!」
(いや……僕自身の気持ちは改めて問うまでもない、けど……。シーリは? なんとなく彼女は僕に恩を抱いてくれているような感じはするんだけど……。知り合い、男友達……現状そんなところか?)
ごく自然に僕に接してくれるようになった彼女。でも、それは一緒にいて居心地がいい反面……恋愛対象からは除外されているような気が、しなくもなく……。
関係性を言葉にしにくく無言を続けてしまった僕に、ラエルはぴしゃりと告げた。
『言っておくが、あの子はまだ若い。もしお前にその気があろうと、無理に距離を詰めるようなことは許さんからな。あいつを悲しませるようなことをしたなら……わかるな?』
「な、なんだよ急に……」
やたら低重たい声で牽制された僕は、鼻白みながらも口答えした。
「言っとくけど、シーリを孤児院から連れ出して聖女にさせたのは僕なんだからな。それからずっと定期的に会ってるし、保護者的な役割もしてたし、今のお前よりかは親密なはずだ……!」