極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
『血の繋がった家族の間に時間など無用だ。シーリが望むなら、この事態が済めばすぐにでも、俺は魔帝国に彼女を迎える準備がある』
「なっ、お前⁉」
聞き流せないこと言い出したラエルに、僕は声を荒げて反駁した。
「ふざけるなよ! もう彼女は聖王国民で、国のかけがえのない柱のひとりなんだ! それを引っこ抜こうだなんて、誰もが黙っちゃいないからな!」
『知ったことか。俺にはあの子との失われた時間を取り戻す権利がある。それでもお前が私情を挟むというなら……腕ずくで俺を納得させてみろ』
時間がいるだのいらないだの、どっちなんだよ……!
ずいぶんとプレッシャーを掛けてくる、いきなり生えた自称兄の言葉に、僕も引かずに対抗する。
「言ったな……。その言葉、覚えておけよ。全部終わったら、シーリを巡って決闘だ!」
『ふん……誰が渡すか』
一方的に通信が切れ、僕はややこしくなった事情に頭を抱えた。
「なっ、お前⁉」
聞き流せないこと言い出したラエルに、僕は声を荒げて反駁した。
「ふざけるなよ! もう彼女は聖王国民で、国のかけがえのない柱のひとりなんだ! それを引っこ抜こうだなんて、誰もが黙っちゃいないからな!」
『知ったことか。俺にはあの子との失われた時間を取り戻す権利がある。それでもお前が私情を挟むというなら……腕ずくで俺を納得させてみろ』
時間がいるだのいらないだの、どっちなんだよ……!
ずいぶんとプレッシャーを掛けてくる、いきなり生えた自称兄の言葉に、僕も引かずに対抗する。
「言ったな……。その言葉、覚えておけよ。全部終わったら、シーリを巡って決闘だ!」
『ふん……誰が渡すか』
一方的に通信が切れ、僕はややこしくなった事情に頭を抱えた。