極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
「くく――あははははっ。シーリ、あなたって変な子。なんだか、すっごい大物になる予感がするよ。よぉし……身分なんて関係ない! あたしたちふたりで立派な聖女になって、あんなやつら見返しちゃいましょ!」
「うん!」
もう説明会まで時間がない。私たちは素早く着替えると、仲良くお互いの服装をチェックしていく。白を基調とした制服は、今はまだまだ私たちにはふさわしくないけど、新たに出会う聖女たちと切磋琢磨する内に、馴染んでくるはず。
更衣室の姿見の前に立ち、着慣れない制服に袖を通したその姿は、はっきりと認識させた。
――私はもう、孤児のシーリじゃない。聖女になったシーリ・アンテノアなのだ。
「うん!」
もう説明会まで時間がない。私たちは素早く着替えると、仲良くお互いの服装をチェックしていく。白を基調とした制服は、今はまだまだ私たちにはふさわしくないけど、新たに出会う聖女たちと切磋琢磨する内に、馴染んでくるはず。
更衣室の姿見の前に立ち、着慣れない制服に袖を通したその姿は、はっきりと認識させた。
――私はもう、孤児のシーリじゃない。聖女になったシーリ・アンテノアなのだ。