極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
「御意」
迷わず兄さんはその決定に従い、指揮官となる他の領主たちに方針を伝えだした。
そんな中、魔女帝は私の頭に手を乗せた。
「不思議な気持ちだ。姪とこのように肩を並べて戦うことになるとは。そなたが余の前に顔を見せた時は頼りない子供だと思ったが、違ったな……。必ずや、あの裏切りの乙女を打ち倒し、無事に合流せよ。そしてメナを打ち倒した暁には、共にゆっくりとどこかで美酒を味わうとしよう」
「ええ、必ず」
さわさわと頭を優しく撫でられ、なんだかくすぐったい。でも、この人のことがより身近に思えるようになった気がする。
まだお酒なんて飲める年齢じゃないけど……魔帝国でなら少々ハメを外したっていっか――そんなことを考えてくすりと笑い、私はアルベール様と動き出す。そして……。
――数時間後。
帝都郊外の平原に出揃った反乱軍兵士たちの前に、紅い髪の聖女が自信満々で進み出る。
迷わず兄さんはその決定に従い、指揮官となる他の領主たちに方針を伝えだした。
そんな中、魔女帝は私の頭に手を乗せた。
「不思議な気持ちだ。姪とこのように肩を並べて戦うことになるとは。そなたが余の前に顔を見せた時は頼りない子供だと思ったが、違ったな……。必ずや、あの裏切りの乙女を打ち倒し、無事に合流せよ。そしてメナを打ち倒した暁には、共にゆっくりとどこかで美酒を味わうとしよう」
「ええ、必ず」
さわさわと頭を優しく撫でられ、なんだかくすぐったい。でも、この人のことがより身近に思えるようになった気がする。
まだお酒なんて飲める年齢じゃないけど……魔帝国でなら少々ハメを外したっていっか――そんなことを考えてくすりと笑い、私はアルベール様と動き出す。そして……。
――数時間後。
帝都郊外の平原に出揃った反乱軍兵士たちの前に、紅い髪の聖女が自信満々で進み出る。