極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
なんと私に処遇を丸投げなさるとは……。
「そこな娘はそなたや友人たちの殺害を企て、その過程で奪聖痕に目覚めたと聞く。ならば、その裁きを被害を受けた本人に任せることも解決法のひとつじゃろう。今、ここで判断せよ」
「う……」
そんなことを言われても、という感じだけど……私はアンジェリカをじっと見つめた。どうなのだろう……その外見や態度からは、正直言って罪を悔いているのかはよく分からない。
「シ、シーリなのよね。どうしてここにいるのかは分からないけど、お願い、私たちの解放を魔女帝に進言して! 家族に会えず、将来に絶望して食事が喉を通らない者も多くいるの。何カ月に一度でもいいから、私たちをどうか故郷に返して……!」
その必死の態度を見せられれば、検討はすべきなのかと思う。
だが一方で私の心からは、なんとなくアンジェリカに対する不信感が拭い去れなくて……。
だからひとつだけ、卑怯だと思いつつも彼女に質問を投げ掛ける。
「そこな娘はそなたや友人たちの殺害を企て、その過程で奪聖痕に目覚めたと聞く。ならば、その裁きを被害を受けた本人に任せることも解決法のひとつじゃろう。今、ここで判断せよ」
「う……」
そんなことを言われても、という感じだけど……私はアンジェリカをじっと見つめた。どうなのだろう……その外見や態度からは、正直言って罪を悔いているのかはよく分からない。
「シ、シーリなのよね。どうしてここにいるのかは分からないけど、お願い、私たちの解放を魔女帝に進言して! 家族に会えず、将来に絶望して食事が喉を通らない者も多くいるの。何カ月に一度でもいいから、私たちをどうか故郷に返して……!」
その必死の態度を見せられれば、検討はすべきなのかと思う。
だが一方で私の心からは、なんとなくアンジェリカに対する不信感が拭い去れなくて……。
だからひとつだけ、卑怯だと思いつつも彼女に質問を投げ掛ける。