極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
「「通すものかっ!」」
それでも、尻尾と羽が地面すれすれに私を打ち据えようと迫り――。
「通ります!」
私は紙の翼を生み出すと、加速したまま飛び上がる。
頭の上に紅い羽、胴体の下に蒼い尻尾が高速で向かうのをスレスレで潜り抜けると、広間の奥――階段室へと突っ込む!
「「チィッ!」」
「シーリ、君ならやれる!」
「陛下を頼んだぞ!」
そうして後ろでは激しい戦いが始まりだし……私は揺れと破壊音に耳を塞ぎながら、懸命に上を目指した。生半可な相手じゃなさそうだけど、あのふたりならきっとどうにかしてみせるはずだ。
螺旋階段を目の回りそうな速度でぐるぐる急上昇し……見つけた、出口を。
きっと囚われのルイーゼ様もメナは、あそこにいる。
私には魔女帝が言っていたことは半分くらいしか分かってないけど、でも……メナを止めないとならないのは確かだ。彼女と協力して、こんなことはもう終わりにする!
それでも、尻尾と羽が地面すれすれに私を打ち据えようと迫り――。
「通ります!」
私は紙の翼を生み出すと、加速したまま飛び上がる。
頭の上に紅い羽、胴体の下に蒼い尻尾が高速で向かうのをスレスレで潜り抜けると、広間の奥――階段室へと突っ込む!
「「チィッ!」」
「シーリ、君ならやれる!」
「陛下を頼んだぞ!」
そうして後ろでは激しい戦いが始まりだし……私は揺れと破壊音に耳を塞ぎながら、懸命に上を目指した。生半可な相手じゃなさそうだけど、あのふたりならきっとどうにかしてみせるはずだ。
螺旋階段を目の回りそうな速度でぐるぐる急上昇し……見つけた、出口を。
きっと囚われのルイーゼ様もメナは、あそこにいる。
私には魔女帝が言っていたことは半分くらいしか分かってないけど、でも……メナを止めないとならないのは確かだ。彼女と協力して、こんなことはもう終わりにする!