極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
ポピアは真っ直ぐな目で意見を述べる。
「ですので……今一度。何のために戦うのかを……今から激しい戦いに身を置く私たちは理解しないといけないと思ったのです。こうして戦うのは……平和な日常を守るためですよね?」
「その通りだ」
なぜ戦うか――。
国民の命はそれぞれにかけがえのないものとして――では、それを救うためただ単に他国に服従を誓えばどうなるか。例えどんな名君が国を治めていようとも、戦勝国は必ず敗北国を虐げる。
なぜならば……国民全体が満遍なく幸福を享受する国家など存在しないからだ。戦に負けるということは、その国の最貧民のさらに下に着くということ。貧民たちが求めた抑圧の捌け口に敗北国は晒され地獄を見る。負けた国のやつらが自分達よりいい暮らしをしているなんて、許せないのが大半だからな。
ひとたび戦を起こしたならば、戦で失った多くのもの以上を敗戦国から奪い、国民に与えなければならない。それをできぬならば、たちまち王は国民の不興を買い、勝利の栄光を失って失脚する。
「ですので……今一度。何のために戦うのかを……今から激しい戦いに身を置く私たちは理解しないといけないと思ったのです。こうして戦うのは……平和な日常を守るためですよね?」
「その通りだ」
なぜ戦うか――。
国民の命はそれぞれにかけがえのないものとして――では、それを救うためただ単に他国に服従を誓えばどうなるか。例えどんな名君が国を治めていようとも、戦勝国は必ず敗北国を虐げる。
なぜならば……国民全体が満遍なく幸福を享受する国家など存在しないからだ。戦に負けるということは、その国の最貧民のさらに下に着くということ。貧民たちが求めた抑圧の捌け口に敗北国は晒され地獄を見る。負けた国のやつらが自分達よりいい暮らしをしているなんて、許せないのが大半だからな。
ひとたび戦を起こしたならば、戦で失った多くのもの以上を敗戦国から奪い、国民に与えなければならない。それをできぬならば、たちまち王は国民の不興を買い、勝利の栄光を失って失脚する。