極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
「そ、そんなこと、できるはずっ! し、死んだ人間を生き返らせることなんて……」
「果たして、本当にそうかな?」

 メナの目は怪しく光る。

「失われた命は戻らない……それはこの世の理だ。けれど私たちはなんだってできる――そういったものを捻じ曲げるための力を授かったじゃないか。奇跡、魔法――それらを使えば、死んだ者を蘇らせることだって、可能なんじゃないか?」

 私は、なんと言ってメナを諭したらいいのかわからなくなった。
 確かに……そんな力があったなら。そしてもし愛しい人を不慮の事故か何かで亡くしたならば、多くの人がそれを望むはずだ。

 その意思自体は間違っているとは言い切れない――ただし、そのやり方が最悪なだけで。

「一応私も探しては見たんだよ。直接死者蘇生を可能とする方法、及び人物を。けれど……そんなのはこの世界のどこにもありやしなかった。ならば……仕方ないだろう? 自分でやり方を見い出すしか……だって、兄さんを殺したのは、私なんだから。何を犠牲にしたって、生き返らせなきゃ……」
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