極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
「ギャァッ、貴様! どうやって我が羽の守りを!」
「シェルウッド製の剣を甘く見たね。これにだって、聖王国数百年の叡智が刻み込まれてるんだからな」
二百年以上も生きて来たという彼女たちとて、聖騎士と戦った経験なんてそうはないはず。
僕たちは、逆立ちしたって聖女には敵わない。それはこの世の定めだ。
だけど……手の届かない彼女たちの活躍を見守りながら、いつだって夢に描いていた。自分たちにもっと強い力があったなら……。強い悔しさを胸に、それでも限られた力で国を守ろうと足掻いてきた。
そのことに意味があったというのなら……結実させるのは、今この場だ!
(力の量が足りないなら、研ぎ澄ませ。切っ先……それも一点、刃を差し込むそのわずかな接地点に、うんと力を集中させる……!)
極限まで神経を尖らせ、剣を自分の身体のように振るう。
今は身体に沁み込んだ先人たちの数々の教えが、勝手に僕の身体を動かす。相手の攻撃を躱し、斬る。
「……くっ⁉ ちょこまかと」
「シェルウッド製の剣を甘く見たね。これにだって、聖王国数百年の叡智が刻み込まれてるんだからな」
二百年以上も生きて来たという彼女たちとて、聖騎士と戦った経験なんてそうはないはず。
僕たちは、逆立ちしたって聖女には敵わない。それはこの世の定めだ。
だけど……手の届かない彼女たちの活躍を見守りながら、いつだって夢に描いていた。自分たちにもっと強い力があったなら……。強い悔しさを胸に、それでも限られた力で国を守ろうと足掻いてきた。
そのことに意味があったというのなら……結実させるのは、今この場だ!
(力の量が足りないなら、研ぎ澄ませ。切っ先……それも一点、刃を差し込むそのわずかな接地点に、うんと力を集中させる……!)
極限まで神経を尖らせ、剣を自分の身体のように振るう。
今は身体に沁み込んだ先人たちの数々の教えが、勝手に僕の身体を動かす。相手の攻撃を躱し、斬る。
「……くっ⁉ ちょこまかと」