極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
「そんな……きゃぁぁぁぁあっ!」
「ルイーゼ様っ‼」

 突撃は途中で止まり、後ろにいたルイーゼ様の悲鳴が聞こえた。

「よそ見をしている余裕はないよ」

 私は黒い風から身を守るのが精いっぱいで、メナが間近に迫っているのも気付けず……。

「――うあぁっ!」

 さっきやったことと同じようなことをやり返される。多分濁った聖力を思い切り圧縮したものを、直接至近距離にて叩き込まれたのだ。

 黒い風から身を守ろうとしていなかったら、意識まで落ちていたかも……。
 背中から叩きつけられ、地面から身を起こすのがやっとで――。

「うそ……」
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