極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
堅い声に姿を覗かせたのは、第五班の長であるミシェル班長だ。
彼女は私に丁寧にお辞儀をすると、目の前のテーブルに分厚い書類を置いた。
「こちら、聖王国から預かりました定常の報告書です。目を通しておいてください。それと、先日住民が大規模な洪水被害に遭ったレンデル川の氾濫の件ですが、民達を非難させた後堤防を築き、村落の復興作業は順調に――」
「あの……! お願いですからやめてください!」
「はて、何がでしょうか?」
「様とか敬語とかです!」
つい先日まで下についていた私を上司として扱うことに何の違和感も抱かず、本気で不思議そうな顔をするミシェル班長に対して、私は猛然と抗議した。
「い、いくらこんな役目に祀り上げられたっていっても、私はまだ聖女会に入って一年目なんですよ⁉ それがミシェル班長みたいな実績の積んできた方にそんな風に扱われて……背中がぞわぞわしますっ!」
「ですが……周囲への示しというものがあります。あなたの年齢もありますし、悪戯に気安く接していては周りに舐められますよ?」
「都度対処します! ですから、普通に話してください!」
「ですが……」
「いいじゃないの、ミシェル」
彼女は私に丁寧にお辞儀をすると、目の前のテーブルに分厚い書類を置いた。
「こちら、聖王国から預かりました定常の報告書です。目を通しておいてください。それと、先日住民が大規模な洪水被害に遭ったレンデル川の氾濫の件ですが、民達を非難させた後堤防を築き、村落の復興作業は順調に――」
「あの……! お願いですからやめてください!」
「はて、何がでしょうか?」
「様とか敬語とかです!」
つい先日まで下についていた私を上司として扱うことに何の違和感も抱かず、本気で不思議そうな顔をするミシェル班長に対して、私は猛然と抗議した。
「い、いくらこんな役目に祀り上げられたっていっても、私はまだ聖女会に入って一年目なんですよ⁉ それがミシェル班長みたいな実績の積んできた方にそんな風に扱われて……背中がぞわぞわしますっ!」
「ですが……周囲への示しというものがあります。あなたの年齢もありますし、悪戯に気安く接していては周りに舐められますよ?」
「都度対処します! ですから、普通に話してください!」
「ですが……」
「いいじゃないの、ミシェル」