極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
申し訳なさげに笑みを浮かべたシーリは鉢植えのお礼を言うと、「団長とおデート、イイナ~」などと指を咥えるポピア君を引きずっていった。
(とりあえず、心強い仲間とスタートが切れたみたいだね)
笑いを浮かべつつ、僕はそのまま踵を返し向かった。本来の目的地へと――。
その後誰にも捕まらないよう聖都を早足で急ぎ、訪れたのは王宮……ではなく。
聖女会の本部、大聖殿。要件を話し中に入れてもらうと、最上階の封じられた扉を開け、その一室へ。
見渡す限りが本棚と古びた書物に囲まれた部屋。ここに入れるのは特別な人間だけ。中央では、豪勢な年代物の寝台に女性が死んだような顔色で横たわる。
そこで――。
(――しまった。来ていたのか)
(とりあえず、心強い仲間とスタートが切れたみたいだね)
笑いを浮かべつつ、僕はそのまま踵を返し向かった。本来の目的地へと――。
その後誰にも捕まらないよう聖都を早足で急ぎ、訪れたのは王宮……ではなく。
聖女会の本部、大聖殿。要件を話し中に入れてもらうと、最上階の封じられた扉を開け、その一室へ。
見渡す限りが本棚と古びた書物に囲まれた部屋。ここに入れるのは特別な人間だけ。中央では、豪勢な年代物の寝台に女性が死んだような顔色で横たわる。
そこで――。
(――しまった。来ていたのか)