極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
それから、魔帝国のホルドキア領でラエル兄さんとも再会した。
でも、あの時はもう最悪。アルベール様とふたり旅してるってことを伝えるなり、なんだかすごい剣幕で怒りだしちゃったの。その夜屋敷の人に叩き起こされたと思ったら、ふたりで決闘騒ぎなんか始めてて……。しかも訓練用の剣じゃなく真剣でだよ?
強引に割り込んで止めた後、もちろんふたりに強くお説教。
翌日にはアルベール様を引っ張ってさっさと故郷を出なきゃならなくなって……色々見て回りたい場所もあったのにそんな暇もなかった。本当のシーリを呼び出せるなら代わりにきつく叱りつけて欲しいくらいだったんだから……まったく。
それから帝都では――ヴァシリーサ様と世界崩壊にまつわる相談なんかをして、メナとも少しだけ話すことができた。
口数は少なかったけれど――来たるべき事態に強大な魔力を持つ彼女が協力してくれるのとくれないのでは大きな差がある。
この世界が限界を迎えた時、元の場所に戻す協力を頼みたいと告げると、彼女は償いのひとつとして力になることを快諾してくれた。それでもまだ……多くの人を自分の目的に巻き込んだ後ろめたさは払拭されないみたいで。彼女が自分を許せる日が、いつか来るといいけど……。
でも、あの時はもう最悪。アルベール様とふたり旅してるってことを伝えるなり、なんだかすごい剣幕で怒りだしちゃったの。その夜屋敷の人に叩き起こされたと思ったら、ふたりで決闘騒ぎなんか始めてて……。しかも訓練用の剣じゃなく真剣でだよ?
強引に割り込んで止めた後、もちろんふたりに強くお説教。
翌日にはアルベール様を引っ張ってさっさと故郷を出なきゃならなくなって……色々見て回りたい場所もあったのにそんな暇もなかった。本当のシーリを呼び出せるなら代わりにきつく叱りつけて欲しいくらいだったんだから……まったく。
それから帝都では――ヴァシリーサ様と世界崩壊にまつわる相談なんかをして、メナとも少しだけ話すことができた。
口数は少なかったけれど――来たるべき事態に強大な魔力を持つ彼女が協力してくれるのとくれないのでは大きな差がある。
この世界が限界を迎えた時、元の場所に戻す協力を頼みたいと告げると、彼女は償いのひとつとして力になることを快諾してくれた。それでもまだ……多くの人を自分の目的に巻き込んだ後ろめたさは払拭されないみたいで。彼女が自分を許せる日が、いつか来るといいけど……。