極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
「次期国王として、なおさらこれからが責任重大だぞ、デュリス」
「他人事にするな! と言いたいところだが……どうせ兄上のことだ、シーリのことしか眼中にないんだろ。せいぜい惚気まくって、愛想でも尽かされてしまえ。シーリ、こいつが嫌になったらいつでもオレに相談するんだぞ? 適当に理由をでっちあげて王宮に連れ戻してやるから」
「そんなこと言って殿下~、構ってくれるお兄ちゃんをシーリに取られて寂しいんじゃないですか~?」
「そ、そんなことあるわけないだろつ! 茶化している暇があるならオレの肩でも揉んでろっ!」
「はーい……素直じゃないんだから」
へらへらと笑いながらポピアが殿下の後ろに回る。おや……いつの間にこのふたり仲良くなったんだろう。ポピアのブローチも蒼薔薇級のものに変わっているし、私が世界を回る二年と少しの間に、きっと色んなことがあったんだろうな……。
ちなみに、私がこの出来事が終わった後で聖女会に長く留まらないつもりであることは、今まで関わった多くの人たちに話してある。こういう楽しい光景も、後何度見れるかどうか。
ううん……悲観する必要なんてないや。未来が繋がったなら、お互いが望む限り寂しくなってもまたいつでも会える。それに……。
「他人事にするな! と言いたいところだが……どうせ兄上のことだ、シーリのことしか眼中にないんだろ。せいぜい惚気まくって、愛想でも尽かされてしまえ。シーリ、こいつが嫌になったらいつでもオレに相談するんだぞ? 適当に理由をでっちあげて王宮に連れ戻してやるから」
「そんなこと言って殿下~、構ってくれるお兄ちゃんをシーリに取られて寂しいんじゃないですか~?」
「そ、そんなことあるわけないだろつ! 茶化している暇があるならオレの肩でも揉んでろっ!」
「はーい……素直じゃないんだから」
へらへらと笑いながらポピアが殿下の後ろに回る。おや……いつの間にこのふたり仲良くなったんだろう。ポピアのブローチも蒼薔薇級のものに変わっているし、私が世界を回る二年と少しの間に、きっと色んなことがあったんだろうな……。
ちなみに、私がこの出来事が終わった後で聖女会に長く留まらないつもりであることは、今まで関わった多くの人たちに話してある。こういう楽しい光景も、後何度見れるかどうか。
ううん……悲観する必要なんてないや。未来が繋がったなら、お互いが望む限り寂しくなってもまたいつでも会える。それに……。