極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
◇
ゴー……カチン。
空洞の中で何かが移動するような音が、ようやく止まった。
「ふ~、これで後は班長だけね。ポピア、出るよ?」
「…………っひ。おひゃようごじゃまひゅ? あぅ……」
下の階から順に水差しを配り終え、先程見るからに電源が落ちかけたポピアを引きずって乗り込んだのは、大聖殿が備えた聖力式の昇降台。チンとベルが鳴ってガタガタと扉が開き、見えたのは三階の白い床だ。
聖女会では蒼百合までが一般聖女、白薔薇以降が高位聖女と定められ、この階に住む権利を持つのは高位聖女のみ。
つまり、ここにおわすのはおしなべて班長以上、下手な貴族など問題にならない権力の持ち主なのだ。各自個室を持ち、一般の聖女とは比較にならない待遇を受けている。くれぐれも粗相のないようにしないと。
「ほらほら。この後はおいしい朝ごはんが出るんだから、頑張るんだよ」
「ふにゅ~」
ゴー……カチン。
空洞の中で何かが移動するような音が、ようやく止まった。
「ふ~、これで後は班長だけね。ポピア、出るよ?」
「…………っひ。おひゃようごじゃまひゅ? あぅ……」
下の階から順に水差しを配り終え、先程見るからに電源が落ちかけたポピアを引きずって乗り込んだのは、大聖殿が備えた聖力式の昇降台。チンとベルが鳴ってガタガタと扉が開き、見えたのは三階の白い床だ。
聖女会では蒼百合までが一般聖女、白薔薇以降が高位聖女と定められ、この階に住む権利を持つのは高位聖女のみ。
つまり、ここにおわすのはおしなべて班長以上、下手な貴族など問題にならない権力の持ち主なのだ。各自個室を持ち、一般の聖女とは比較にならない待遇を受けている。くれぐれも粗相のないようにしないと。
「ほらほら。この後はおいしい朝ごはんが出るんだから、頑張るんだよ」
「ふにゅ~」