極貧孤児に転生したので、親を探して文句を言おうと思う
「我々は長年の実績により王国から手厚い待遇を受けていますからね。専門のハウスキーパーが全ての手入れをしてくれ、生活面で困ることはありません。水配の行は班員と新人の交流も兼ねて慣習的に残されていますけれど。高位聖女の中には、専用の邸宅を聖都に持ち、そこから通っているものもいますよ」
「わ~、豪華で素敵。あたしも先輩方にあやかって、いずれは何不自由ない生活を送ってみたいものです!」
「これ。そのような精神では高位聖女は務まりませんよ。組織は上に行くほど責任が重くなるようになっています。加えて、我々聖女はそれぞれ役割も違い、代わりが効かない場合も多い。上り詰めようというなら今から相応の覚悟で、奇跡も己の心身もしっかり鍛えておくことです」
「「はいっ」」
おべっかで取り繕うポピアの態度に軽く鼻をならし、班長はきりっとした表情でお小言をくれた。その言葉に私たちはしっかり居住まいを正す。
話してみてわかったが、班長は少々厳しいきらいはあっても基本的に間違ったことは言わない。公正で、新人だからと言って偉そうに命令してくることもないし、尋ねたことは納得いくまで説明してくれる。下につく上司として、まず当たりの方だと思う。このように――。
「わ~、豪華で素敵。あたしも先輩方にあやかって、いずれは何不自由ない生活を送ってみたいものです!」
「これ。そのような精神では高位聖女は務まりませんよ。組織は上に行くほど責任が重くなるようになっています。加えて、我々聖女はそれぞれ役割も違い、代わりが効かない場合も多い。上り詰めようというなら今から相応の覚悟で、奇跡も己の心身もしっかり鍛えておくことです」
「「はいっ」」
おべっかで取り繕うポピアの態度に軽く鼻をならし、班長はきりっとした表情でお小言をくれた。その言葉に私たちはしっかり居住まいを正す。
話してみてわかったが、班長は少々厳しいきらいはあっても基本的に間違ったことは言わない。公正で、新人だからと言って偉そうに命令してくることもないし、尋ねたことは納得いくまで説明してくれる。下につく上司として、まず当たりの方だと思う。このように――。