男装して逃げた先は、生徒会の王子寮でした。
次にシャワールーム。
私は足を止めた。
宗「……どうした」
『……』
答えられなかった。
シャワー。風呂。肌。
黒瀬先輩が不審そうに睨む。
隼「おい、まさか風呂嫌いとか言うなよ」
朝霧先輩が軽く笑って空気を緩める。
玲「まぁまぁ。慣れてないだけでしょ」
白石先輩が静かに言った。
冬「……無理しなくていい」
その言葉に、胸が少し痛くなった。
優しくされると、怖い。