男装して逃げた先は、生徒会の王子寮でした。

指を折りながら淡々と告げる。

宗「門限は平日21時、休日22時。遅れるなら俺に連絡。

他人の部屋に入る時はノック。無断侵入は禁止。

消灯は二十四時。夜の単独外出は禁止。

食事は基本寮で食べる。抜くな」


最後の言葉に、胸がきゅっと締まった。


九条先輩の視線が私に刺さる。

宗「以上だ。守れるな?」


私は目を伏せて答えた。

『……はい』

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