男装して逃げた先は、生徒会の王子寮でした。
生徒会side


凪が自分の部屋に行ったあと、リビングの空気が少し騒がしくなった。


琉生がソファに倒れ込みながら言う。

琉「やば。凪くん、めっちゃ綺麗じゃない?」


玲央が笑いながらソファに座る。

玲「綺麗っていうか、危なっかしい。なんか放っとけないタイプ」


隼人は腕を組んだまま、苛立ったように言った。

隼「……怪しいだろ、あいつ。食事とか風呂のとこで変な反応しやがった」


冬真が窓の方を見ながらぽつりと呟く。

冬「……ちょっと怯えた感じだった」


宗雅はリビングの奥で腕を組み、静かに天井を見ていた。

宗「……月城凪、か」

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