男装して逃げた先は、生徒会の王子寮でした。
寮生活と勝負
朝の光が特別寮の窓から差し込む。
私はそっと目を開け、ゆっくり体を起こす。
『……今日から、ここで暮らすんだ……』
カーテンの隙間から覗く青空と遠くの雲。
空を眺めると、わずかに心が落ち着く。
しばらく空を眺めていると、
コン、コンとドアのノックが軽く響き、ドアが開いた。
玲「凪くん、起きた?」
朝霧先輩の声は柔らかく、元気があった。
『……あ、はい。おはようございます、朝霧先輩』
朝霧先輩は微笑みながらベッドに近づいてくる。
玲「昨日は色々あって疲れたでしょ?無理はしなくていいんだよ」