男装して逃げた先は、生徒会の王子寮でした。
生徒会side

凪が廊下の向こうに消えた後、俺たちは教室に向かいながら、凪について話していた。


宗「……朝食を食べないとは思わなかったな」

玲「うん」

琉「不思議な子だよね〜」


冬「静かで落ち着いてるが、急に拒否するのは……驚いた」

隼「……事情があるんだろうな。焦るのは逆効果だ」


宗雅が眉をひそめて、皆を見渡す。

宗「焦らず見守るのが一番だ。

無理に距離を詰めても、警戒心を強めるだけだろう」


玲央は肩をすくめ、小さく笑った。

玲「でもさ、ちょっと悔しいな。今日中に笑わせたかったのに……」

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