スパダリ救急医はシンデレラと双子ベビーに深愛を注ぐ
もう復帰は難しいかなと思っていたけど……子どもの成長は目覚ましいもので、北斗も南斗もぐんぐん身体が強くなり夜泣きもなくなってきた。
光莉の心身にも余裕が出てきて、一念発起して上京を決意したのだ。
(今はまだ難しいけど、ふたりがもう少し大きくなったらICUに転属願いを出すんだ)
それが光莉の目標だ。政宗のサポートがなくなった新生活はハードモードには違いないけれど、思っていたよりはなんとかなっている。
「心配しないで。しっかりやってるから」
『盆と正月くらいは帰ってこいよ。双子の好物のカレー、作るから』
「マサのカレー? ほくと、今から食べる!」
「みなとはあした~」
無茶なリクエストをするふたりに政宗は苦笑して答える。
『今日の夕飯には間に合わないが……クール便で送ってやろうか? そしたら次の週末に食べられるぞ』
「わ~い、やったぁ!」と喜んだのは、北斗と南斗だけでなく光莉もだ。市販のルーを使わない彼のカレーはお店で出せそうなレベルの逸品だから。
お盆には顔を見せに行くと約束して、通話を終える。
「さ、スーパーに寄っておうちに帰ろっか」
光莉はふたりの手を引き、歩き出した。
アーケードのある商店街に入ると、お惣菜屋のおいしそうな匂いに鼻をくすぐられた。
(コロッケを買って、一品にするのも手よね)
光莉の心身にも余裕が出てきて、一念発起して上京を決意したのだ。
(今はまだ難しいけど、ふたりがもう少し大きくなったらICUに転属願いを出すんだ)
それが光莉の目標だ。政宗のサポートがなくなった新生活はハードモードには違いないけれど、思っていたよりはなんとかなっている。
「心配しないで。しっかりやってるから」
『盆と正月くらいは帰ってこいよ。双子の好物のカレー、作るから』
「マサのカレー? ほくと、今から食べる!」
「みなとはあした~」
無茶なリクエストをするふたりに政宗は苦笑して答える。
『今日の夕飯には間に合わないが……クール便で送ってやろうか? そしたら次の週末に食べられるぞ』
「わ~い、やったぁ!」と喜んだのは、北斗と南斗だけでなく光莉もだ。市販のルーを使わない彼のカレーはお店で出せそうなレベルの逸品だから。
お盆には顔を見せに行くと約束して、通話を終える。
「さ、スーパーに寄っておうちに帰ろっか」
光莉はふたりの手を引き、歩き出した。
アーケードのある商店街に入ると、お惣菜屋のおいしそうな匂いに鼻をくすぐられた。
(コロッケを買って、一品にするのも手よね)