虐げられた末に復讐を終えた王女は、世界で一番幸せな王妃となる
「姫様……。よくぞ、ご無事で……」
「あなたこそ……! どうして、ここに……?」
「命からがら夫とかの国を逃げ出したところ、陛下に助けて頂いたのです」
「あの方に……?」
「はい。陛下は約束してくださいました。必ず、姫様に会わせてやると。これからは、ずっと一緒ですよ」
テラマは優しく口元を綻ばせると、第2王女の細い身体を抱きしめてくれた。
(このぬくもりを……ずっと感じていたかった……)
テラマは父親の身勝手な命に逆らった結果、ある日突然王城を去ることになってしまったのだ。
もう二度と会えないと思っていた人と再び巡り会えるなど思いもせず、エクリーユは幼子のように彼女に甘える。
「テラマも、私に会いたいと思っていてくれた……?」
「もちろんです! ずっと、心配しておりました。味方が誰一人いない状況で、生きることを強いられるのは……。大変だったでしょう。私にもっと、力があればよかったのですが……」
「あなたが責任を感じる必要はないわ。私たちはこうして、再び巡り会えたんですもの。それだけで、充分よ」
「姫様……」
そんな少女が、かわいらしくて仕方がないのか。
優しく目元を綻ばせた乳母は慈愛に満ちた表情で第2王女を見守った。
「あなたこそ……! どうして、ここに……?」
「命からがら夫とかの国を逃げ出したところ、陛下に助けて頂いたのです」
「あの方に……?」
「はい。陛下は約束してくださいました。必ず、姫様に会わせてやると。これからは、ずっと一緒ですよ」
テラマは優しく口元を綻ばせると、第2王女の細い身体を抱きしめてくれた。
(このぬくもりを……ずっと感じていたかった……)
テラマは父親の身勝手な命に逆らった結果、ある日突然王城を去ることになってしまったのだ。
もう二度と会えないと思っていた人と再び巡り会えるなど思いもせず、エクリーユは幼子のように彼女に甘える。
「テラマも、私に会いたいと思っていてくれた……?」
「もちろんです! ずっと、心配しておりました。味方が誰一人いない状況で、生きることを強いられるのは……。大変だったでしょう。私にもっと、力があればよかったのですが……」
「あなたが責任を感じる必要はないわ。私たちはこうして、再び巡り会えたんですもの。それだけで、充分よ」
「姫様……」
そんな少女が、かわいらしくて仕方がないのか。
優しく目元を綻ばせた乳母は慈愛に満ちた表情で第2王女を見守った。