クールで無口な先輩、実は天然で優しすぎる。――新人の私がその距離をゼロにするまでの600日
(これでいいんだ。
まだ、誰にも知られたくない。
この幸せは、二人だけのものにしておきたい。
だって、こんなにも大切な気持ちだから……)

これからは、会社ではいつも通りクールな先輩と、ちょっと生意気で明るい後輩の私。
でも、仕事中、少しだけ意味ありげに視線を交わしたり、給湯室で二人きりになった時、少しだけくっついてみたり……。

そんな小さな秘密が、これからの毎日をきらきらと彩ってくれるんだろう。
仕事とは別のときめきを胸に秘めながら、同じ場所へ向かう日が来るなんて——つい昨日まで、想像すらしていなかった。

(凛視点・完)
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