偶然の再会から外交官の溺愛が止まりません
東條はただ黙ってそれを見ていた。
書き終えた瞬間、依織は横にいた東條を見上げる。
「これからもずっと一緒だ」
東條の声は、依織の胸の奥に静かに落ちていった。視線が重なった瞬間、東條の表情が柔らかくほどける。
「……依織」
唇に東條の吐息を感じた。
東條がそっと唇を重ねる。
触れるだけの優しいキスはまるで誓いのようで、その熱と心だけを静かに感じる。
東條は依織と額をこつんと合わせた。
「これからも、ずっと一緒にいる」
その言葉は依織の胸をさらに満たしたのだった。ふふっと笑う。
「はい。ずっと一緒です」
依織の言葉に笑顔を浮かべた東條の顔を見てさらに幸せな気持ちになった。
「パパ、ママ、いってらっしゃーい!」
東條家の玄関で元気に二人を見送るのは春花だ。
春花は東條の両親にすっかり慣れたようで、この日は外務省主催の交流会のある日だった。
東條と依織、二人で出かけるので、東條家で春花を預かってもらうことになっていた。
普段、レジデンスの方にも来てもらっているシッターさんも含めて、万全の体制だった。
『対外文化発信プロジェクト』
以前に東條と依織が出会ったあのプロジェクトは今、本格稼働していて、二人ともそのプロジェクトに関わっている。
東條は外務省の担当職員として、依織は日本伝統文化を発信するNPO法人の一人として。
書き終えた瞬間、依織は横にいた東條を見上げる。
「これからもずっと一緒だ」
東條の声は、依織の胸の奥に静かに落ちていった。視線が重なった瞬間、東條の表情が柔らかくほどける。
「……依織」
唇に東條の吐息を感じた。
東條がそっと唇を重ねる。
触れるだけの優しいキスはまるで誓いのようで、その熱と心だけを静かに感じる。
東條は依織と額をこつんと合わせた。
「これからも、ずっと一緒にいる」
その言葉は依織の胸をさらに満たしたのだった。ふふっと笑う。
「はい。ずっと一緒です」
依織の言葉に笑顔を浮かべた東條の顔を見てさらに幸せな気持ちになった。
「パパ、ママ、いってらっしゃーい!」
東條家の玄関で元気に二人を見送るのは春花だ。
春花は東條の両親にすっかり慣れたようで、この日は外務省主催の交流会のある日だった。
東條と依織、二人で出かけるので、東條家で春花を預かってもらうことになっていた。
普段、レジデンスの方にも来てもらっているシッターさんも含めて、万全の体制だった。
『対外文化発信プロジェクト』
以前に東條と依織が出会ったあのプロジェクトは今、本格稼働していて、二人ともそのプロジェクトに関わっている。
東條は外務省の担当職員として、依織は日本伝統文化を発信するNPO法人の一人として。