偶然の再会から外交官の溺愛が止まりません
「そう。こんなに気が合う人はいない。俺たち結構お似合いじゃないかな? きっと桜葉さんとお付き合いしたら楽しいと思うんだ」
それは依織も一緒の気持ちだ。きっと東條と時間を重ねていったら楽しいだろう。
「確かにそう……ですね」
「ね?」
東條は決して無理に依織の答えを引き出そうとはしなかった。辛抱強く待っていて、車の中に一瞬沈黙が立ち込める。
それすらも心地いいものだと気づいた瞬間、依織はこの人なら大丈夫と強く感じた。
肯定の返事をどう返したらいいか分からなくて、依織は真っすぐな東條の瞳をじっと見つめて、こくっと頷いた。
「いいんだ?」
「はい」
やっと小さな声で返事ができる。
「でも私、器用じゃなくて……」
その時急に思い出したのは学生の時のあの交際だ。
「それを言うなら俺だって器用じゃないと思う。けど、桜葉さんと一緒にこれからも過ごしたいし会いたいんだ。それに俺はそのままの桜葉さんに惹かれたんだよ」
そのままの自分でいいといってくれているのだ。確かに、東條は元カレとは違う。
『お前って変わってる』
そう言って依織を振った元カレとは。
「よろしくお願いします」
「こちらこそ、よろしく」
狭い車内でお互いにお辞儀をして笑ってしまった。
そんなことさえ心地いい人だった。
それは依織も一緒の気持ちだ。きっと東條と時間を重ねていったら楽しいだろう。
「確かにそう……ですね」
「ね?」
東條は決して無理に依織の答えを引き出そうとはしなかった。辛抱強く待っていて、車の中に一瞬沈黙が立ち込める。
それすらも心地いいものだと気づいた瞬間、依織はこの人なら大丈夫と強く感じた。
肯定の返事をどう返したらいいか分からなくて、依織は真っすぐな東條の瞳をじっと見つめて、こくっと頷いた。
「いいんだ?」
「はい」
やっと小さな声で返事ができる。
「でも私、器用じゃなくて……」
その時急に思い出したのは学生の時のあの交際だ。
「それを言うなら俺だって器用じゃないと思う。けど、桜葉さんと一緒にこれからも過ごしたいし会いたいんだ。それに俺はそのままの桜葉さんに惹かれたんだよ」
そのままの自分でいいといってくれているのだ。確かに、東條は元カレとは違う。
『お前って変わってる』
そう言って依織を振った元カレとは。
「よろしくお願いします」
「こちらこそ、よろしく」
狭い車内でお互いにお辞儀をして笑ってしまった。
そんなことさえ心地いい人だった。