男装して逃げた先は、生徒会の王子寮でした。

俺は静かに拳を握った。



助けるべきなのか。


踏み込むべきなのか。


分からない。



でも。


壊れるのを見ているだけなのは、もっと嫌だ。



俺は小さく息を吐いた。



明日、月城が朝食を取れなかったら。


その時は――。



俺が、なんとかする。



白石冬真side end
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