男装して逃げた先は、生徒会の王子寮でした。

大きな門。


その向こうに広がる広大な敷地。


整った並木道と、古い洋館のような校舎。



門には、金属のプレートが光っている。


――私立白鷺学園。



そこそこ有名な進学校で……男子校。



喉の奥がきゅっと締まった。


男の人しかいない場所。



そこに、私が紛れ込む。
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