男装して逃げた先は、生徒会の王子寮でした。

「ねぇ凪くん。今日、歓迎会しない?」


目を見開いた。



「……歓迎会?」


「そ。新入り入ったら恒例、でしょ?」



玲央は宗雅を見る。


宗雅は少しだけ眉を動かした。



「必要ない」


即答だった。



玲央は食い下がらない。


「宗雅冷たすぎ!凪くん、ここ来たばっかりで孤独でしょ?」


言葉に詰まった。
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