男装して逃げた先は、生徒会の王子寮でした。
机の上には、大量のお菓子やジュース。
玲央がコンビニで買ってきたらしい。
「じゃーん!豪華!寮でこういうの久々だね?」
玲央がテンション高く言うと、隼人が冷めた声で返した。
「うるせぇ」
琉生が笑う。
「隼人、ほんと可愛くない」
「黙れ」
冬真はソファに座り、静かにペットボトルを開けた。
宗雅は腕を組んだまま、壁際に立っている。
参加する気があるのかないのか、分からない。