男装して逃げた先は、生徒会の王子寮でした。

宗雅は淡々と続ける。


「ここは生徒会寮だ。当然、寮のルールや規則はある。

だが、外部の干渉は少ない」



“外部の干渉”


その言葉に指が、膝の上で小さく震えた。



守られている。


それは、安心と同時に恐怖でもあった。



宗雅がファイルを開く。
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