クールな機長は契約恋人の副操縦士を離さない
「涼介さん、模型の中、何か入っているのか?」
涼介さんが首を傾げる。
「いや、何も入っていないはずだが。樹がここで作っていたのを見ていたしな」
「でも、なんか入っている」
両手でA4サイズ程のB787を持ち、軽く振った。するとカランという音がした。
「涼介さん、開けてもいい?」
涼介さんが頷く。
機体の胴体部分の接合部に指先をかけた。精巧に作られた787の胴体がパカッと二つに割れる。中にあったのは、一枚のマイクロSDカードだった。
もしかして兄が遺したものなのか?
「そういえば、亡くなる一週間前に樹がここにやって来て、模型をバラして何かしていたな」
「じゃあ、その時に……」
逸る気持ちを抑え、マイクロSDカードをスマホに差し込んだ。画面に表示されたファイルを開くと、そこには兄の日記フォルダと動画ファイルがあった。
涼介さんが首を傾げる。
「いや、何も入っていないはずだが。樹がここで作っていたのを見ていたしな」
「でも、なんか入っている」
両手でA4サイズ程のB787を持ち、軽く振った。するとカランという音がした。
「涼介さん、開けてもいい?」
涼介さんが頷く。
機体の胴体部分の接合部に指先をかけた。精巧に作られた787の胴体がパカッと二つに割れる。中にあったのは、一枚のマイクロSDカードだった。
もしかして兄が遺したものなのか?
「そういえば、亡くなる一週間前に樹がここにやって来て、模型をバラして何かしていたな」
「じゃあ、その時に……」
逸る気持ちを抑え、マイクロSDカードをスマホに差し込んだ。画面に表示されたファイルを開くと、そこには兄の日記フォルダと動画ファイルがあった。