隣の席の悪魔【旧版】
◇ 空 side ◇
うるさい。
ほんと、
うるさい。
朝からずっと、
喋ってる。
なんなんだ、
あいつ。
最初の印象は。
“落ち着きのないチビ”
俺の他にも、
背が低いやつがいるらしい。
葛西から聞いていた。
それが。
こいつ。
星野紬だった。
身長の割に、
声がでかい。
よく喋る。
よく笑う。
俺と真逆。
話を聞いただけでも、
絶対関わりたくないと思ってた。
なのに。
――「努力型、でしょ」
あれは、
意外だった。
みんな、
俺のことを
勝手に“天才”って言う。
塾に行ってないから。
勉強できるから。
……でも。
やってる。
見えないところで、
ちゃんと。
だから。
見抜かれた時。
少し驚いた。
しかも。
それが隣のこいつっていうのが、
なんかムカつく。
もう一度、
ぐしゃぐしゃの紙を見る。
ありんこ。
やっぱり、
あほすぎる。
小さくため息をついて。
俺は、
紙の端にペンを走らせた。
うるさい。
ほんと、
うるさい。
朝からずっと、
喋ってる。
なんなんだ、
あいつ。
最初の印象は。
“落ち着きのないチビ”
俺の他にも、
背が低いやつがいるらしい。
葛西から聞いていた。
それが。
こいつ。
星野紬だった。
身長の割に、
声がでかい。
よく喋る。
よく笑う。
俺と真逆。
話を聞いただけでも、
絶対関わりたくないと思ってた。
なのに。
――「努力型、でしょ」
あれは、
意外だった。
みんな、
俺のことを
勝手に“天才”って言う。
塾に行ってないから。
勉強できるから。
……でも。
やってる。
見えないところで、
ちゃんと。
だから。
見抜かれた時。
少し驚いた。
しかも。
それが隣のこいつっていうのが、
なんかムカつく。
もう一度、
ぐしゃぐしゃの紙を見る。
ありんこ。
やっぱり、
あほすぎる。
小さくため息をついて。
俺は、
紙の端にペンを走らせた。