隣の席の悪魔【旧版】
◇
席へ戻ると、
葛西くんがにやにやしてた。
「星野」
「なに」
「空、
あんな笑うの珍しい」
「え?
言うほど笑ってないよ」
「てか、
あいつと普通に喋れてるだけで珍しい」
……え。
そうなの?
私は、
ちらっと隣を見る。
空くん。
何事もなかったように、
教科書を開いてる。
でも。
机の端。
丸めたありんこは、
まだ、
捨てられてなかった。
席へ戻ると、
葛西くんがにやにやしてた。
「星野」
「なに」
「空、
あんな笑うの珍しい」
「え?
言うほど笑ってないよ」
「てか、
あいつと普通に喋れてるだけで珍しい」
……え。
そうなの?
私は、
ちらっと隣を見る。
空くん。
何事もなかったように、
教科書を開いてる。
でも。
机の端。
丸めたありんこは、
まだ、
捨てられてなかった。