【執着兄弟の溺愛シリーズ】内緒の三つ子を出産したら、執念で見つけ出した凄腕パイロットから重たい独占愛を刻み込まれる
「とりあえず、凛花の連絡先を教えて」
連絡先を交換すると、翔真さんは「子どもたちの名前は? 漢字も教えて」「今暮らしてるアパートの住所は?」「子どもたちは今どこに?」と離れていた三年間を取り戻すように矢継ぎ早に質問を繰り返した。
「晴翔、奏翔、琉翔か。名前の『翔』ってもしかして俺から?」
「……はい」
「そっか。すごく良い名前だ」
私が頷くと、翔真さんの顔が分かりやすく緩んだ。
三人の写真が欲しいと頼まれて送ると、翔真さんはスマホに釘付けになり愛おしそうな瞳で写真を眺める。
「可愛い……。三人とも似てるけど、顔つきが違うんだな。でも、みんな目元は凛花に似てる。口元は俺かな?」
「あっ、私そろそろ行かないと」
翔真さんと言葉を交わしているうちに保育園のお迎えの時間が近くなり、慌ててベンチを立つ。
「近くのパーキングに車を止めてあるから、保育園まで乗せていくよ。案内して?」
「いえ、ここから近いので大丈夫です。それに、私がシングルだということを園で働く職員も保護者の方も知っているんです。だから、翔真さんと一緒にいるところを見られたら噂になってしまうかもしれないので」
彼は三つ子の父親だし、一緒にいたとして何ら悪いことではない。けれど、噂が立てばあれこれと憶測が飛ぶだろう。それは避けたかった。
「分かった。じゃあ、保育園の傍で下ろす。それなら問題ないね」
何度か断ったものの、翔真さんは頑なだった。
私は渋々従い、翔真さんの車に乗り込み保育園へ向かった。
「車……三年前と変わってないんですね」
「うん。三年前、この車の助手席に凛花を乗せて色々なところに行ったでしょ? その思い出が強すぎて、どうしても手放せなかったんだ」
翔真さんの言葉に胸がギュッと締め付けられる。
「本当に色々ごめんなさい……」
申し訳なさが募り謝ると、翔真さんはふっと柔らかい笑みを浮かべた。
「謝らなくていいよ。その代わり、俺、もう遠慮しないから」
「え……?」
信号機が赤になり車が緩やかに減速する。
「三年前以上に凛花をたっぷり愛すよ。俺の重い愛、ちゃんと受け止めて?」
私と目が合うと翔真さんは息が止まりそうなほどに妖艶な笑みを讃えた。
連絡先を交換すると、翔真さんは「子どもたちの名前は? 漢字も教えて」「今暮らしてるアパートの住所は?」「子どもたちは今どこに?」と離れていた三年間を取り戻すように矢継ぎ早に質問を繰り返した。
「晴翔、奏翔、琉翔か。名前の『翔』ってもしかして俺から?」
「……はい」
「そっか。すごく良い名前だ」
私が頷くと、翔真さんの顔が分かりやすく緩んだ。
三人の写真が欲しいと頼まれて送ると、翔真さんはスマホに釘付けになり愛おしそうな瞳で写真を眺める。
「可愛い……。三人とも似てるけど、顔つきが違うんだな。でも、みんな目元は凛花に似てる。口元は俺かな?」
「あっ、私そろそろ行かないと」
翔真さんと言葉を交わしているうちに保育園のお迎えの時間が近くなり、慌ててベンチを立つ。
「近くのパーキングに車を止めてあるから、保育園まで乗せていくよ。案内して?」
「いえ、ここから近いので大丈夫です。それに、私がシングルだということを園で働く職員も保護者の方も知っているんです。だから、翔真さんと一緒にいるところを見られたら噂になってしまうかもしれないので」
彼は三つ子の父親だし、一緒にいたとして何ら悪いことではない。けれど、噂が立てばあれこれと憶測が飛ぶだろう。それは避けたかった。
「分かった。じゃあ、保育園の傍で下ろす。それなら問題ないね」
何度か断ったものの、翔真さんは頑なだった。
私は渋々従い、翔真さんの車に乗り込み保育園へ向かった。
「車……三年前と変わってないんですね」
「うん。三年前、この車の助手席に凛花を乗せて色々なところに行ったでしょ? その思い出が強すぎて、どうしても手放せなかったんだ」
翔真さんの言葉に胸がギュッと締め付けられる。
「本当に色々ごめんなさい……」
申し訳なさが募り謝ると、翔真さんはふっと柔らかい笑みを浮かべた。
「謝らなくていいよ。その代わり、俺、もう遠慮しないから」
「え……?」
信号機が赤になり車が緩やかに減速する。
「三年前以上に凛花をたっぷり愛すよ。俺の重い愛、ちゃんと受け止めて?」
私と目が合うと翔真さんは息が止まりそうなほどに妖艶な笑みを讃えた。