【執着兄弟の溺愛シリーズ】内緒の三つ子を出産したら、執念で見つけ出した凄腕パイロットから重たい独占愛を刻み込まれる
夕食とお風呂を終え、二十一時には体力の限界に達したのか子どもたちは眠りについた。
寝室に敷いた二枚のシングル布団を三つ子が占領する。三人とも寝相が悪く、私はいつも隅っこに追いやられてしまう。
薄暗い部屋の中で、私は今日の出来事を思い返していた。
まさか翔真さんが三年間も私を探し続けてくれていたなんて……。
『凛花を忘れた日なんて一日たりともない。今もあの時と気持ちは変わっていない。俺は凛花を愛してる。もう一度やり直そう』
彼の言葉を思い出すと胸が熱くなり、喜びが込み上げてくる。
それと同時に、彼や子どもたちに対する罪悪感が湧き上がり苦しくなる。
全ては私の誤解から始まった。それなのに、今更翔真さんに甘えていいのだろうか……。
でも、彼はそれを望んでくれている。もちろん、一番大切なのは子どもたちの気持ちだ。
翔真さんと三つ子に血の繋がりはあるとはいえ、突然現れた彼をパパとして受け入れてくれるかどうかは別問題だ。
そこは慎重に考えていく必要がある。
あれこれ考えているうちに眠気が訪れ、私は吸い込まれるように夢の世界へ落ちていった。
その日から翔真さんは付き合っていた時と同じようにこまめに連絡をくれるようになった。国際線のフライトで海外にいる時には、行った先々の写真を送ってくれる。
その代わりに、彼は三つ子や私の写真を欲しがった。とはいえ、私の写真は恥ずかしいため、子どもたちの写真を共有した。
でも、翔真さんから『何でもするんじゃないの?』と詰められ、送らざるを得なかった。
翔真さんは事あるごとに三つ子の話を聞きたがった。
子どもたちが寝静まった後、『少しだけでも話がしたい』と電話をかけてきては子どもたちが好きな遊びや食べ物などを私に尋ねた。
彼が空白の三年間を埋めようとしてくれているのが伝わって来て、胸がポッと温かくなる。
『できるだけ早く子どもたちと会いたい』と翔真さんは漏らしていたけれど、私に気を使ってか強引に子どもに引き合わせて欲しいと頼むことはなかった。
ただ、彼はフライトの度にお土産を買い、アパートを訪れるようになった。そして子どもには会わずに帰っていく。
お土産は子どもたちの好物やおもちゃで、三つ子はそれが楽しみになり玄関のチャイムが鳴ると私より早く扉を開けようとするようになってしまった。
『ママ、だれがきたの~?』
『ぼくもあいたいよぉ!』
扉を外側から閉めると、三つ子たちは大騒ぎをする。
『子どもたちもああ言ってるし、そろそろ会ってもいいんじゃない?』
策士な翔真さんの思惑はぴったりとはやったようだ。そうして、翔真さんと再会してからちょうど一か月後の土曜日、三つ子との初対面が決まった。
寝室に敷いた二枚のシングル布団を三つ子が占領する。三人とも寝相が悪く、私はいつも隅っこに追いやられてしまう。
薄暗い部屋の中で、私は今日の出来事を思い返していた。
まさか翔真さんが三年間も私を探し続けてくれていたなんて……。
『凛花を忘れた日なんて一日たりともない。今もあの時と気持ちは変わっていない。俺は凛花を愛してる。もう一度やり直そう』
彼の言葉を思い出すと胸が熱くなり、喜びが込み上げてくる。
それと同時に、彼や子どもたちに対する罪悪感が湧き上がり苦しくなる。
全ては私の誤解から始まった。それなのに、今更翔真さんに甘えていいのだろうか……。
でも、彼はそれを望んでくれている。もちろん、一番大切なのは子どもたちの気持ちだ。
翔真さんと三つ子に血の繋がりはあるとはいえ、突然現れた彼をパパとして受け入れてくれるかどうかは別問題だ。
そこは慎重に考えていく必要がある。
あれこれ考えているうちに眠気が訪れ、私は吸い込まれるように夢の世界へ落ちていった。
その日から翔真さんは付き合っていた時と同じようにこまめに連絡をくれるようになった。国際線のフライトで海外にいる時には、行った先々の写真を送ってくれる。
その代わりに、彼は三つ子や私の写真を欲しがった。とはいえ、私の写真は恥ずかしいため、子どもたちの写真を共有した。
でも、翔真さんから『何でもするんじゃないの?』と詰められ、送らざるを得なかった。
翔真さんは事あるごとに三つ子の話を聞きたがった。
子どもたちが寝静まった後、『少しだけでも話がしたい』と電話をかけてきては子どもたちが好きな遊びや食べ物などを私に尋ねた。
彼が空白の三年間を埋めようとしてくれているのが伝わって来て、胸がポッと温かくなる。
『できるだけ早く子どもたちと会いたい』と翔真さんは漏らしていたけれど、私に気を使ってか強引に子どもに引き合わせて欲しいと頼むことはなかった。
ただ、彼はフライトの度にお土産を買い、アパートを訪れるようになった。そして子どもには会わずに帰っていく。
お土産は子どもたちの好物やおもちゃで、三つ子はそれが楽しみになり玄関のチャイムが鳴ると私より早く扉を開けようとするようになってしまった。
『ママ、だれがきたの~?』
『ぼくもあいたいよぉ!』
扉を外側から閉めると、三つ子たちは大騒ぎをする。
『子どもたちもああ言ってるし、そろそろ会ってもいいんじゃない?』
策士な翔真さんの思惑はぴったりとはやったようだ。そうして、翔真さんと再会してからちょうど一か月後の土曜日、三つ子との初対面が決まった。