【執着兄弟の溺愛シリーズ】内緒の三つ子を出産したら、執念で見つけ出した凄腕パイロットから重たい独占愛を刻み込まれる
家に帰ってからも頭の中は書き込みのことでいっぱいだった。
私のせいで保護者の人が楽しみにしているコメント欄が廃止されるなんてそんなの本望ではない。
何とかもう一度園長に直談判してみようか。でも、私への誹謗中傷コメントが続けば保護者の人にまで心配や不安を与えることになるし……。
「ママ~どしたのぉ?」
「……え?」
お風呂上がり、晴翔の髪の毛を乾かしている時だった。琉翔が心配そうに尋ねた。
「おなかいたいの?」
奏翔も続く。
「大丈夫。痛くないよ」
ドライヤーを止めて微笑むと、晴翔が振り返った。
「ママげんきない」
「そんなことないよ! ママは元気もりもりだよぉ~!」
笑顔を浮かべて大袈裟に明るく振る舞うも、子どもたちは何かを見透かしたようにジッと私を見つめる。
こういう時、三つ子は意外と鋭い。
「……ごめんね、ママ嘘ついちゃった……。本当はね、ちょっと悲しいことがあったんだ」
謝ると、三つ子が正座する私のことをギュッと抱きしめてくれた。
「ママかわいそう」
「いいこいいこしてあげる」
「るいとのおもちゃあげるね」
三人は私を抱き締めながら必死に励まそうとしてくれた。
「ありがとう」
人を思いやるその気持ちが子どもたちに芽生えてくれたことが嬉しく、胸がポカポカと温かくなる。
するとその時、翔真さんから電話がかかってきた。すぐに出るとアパートに泊りに行ってもいいかと問われ、私はすぐにその願いを受け入れた。
「夜遅くにごめん。子どもたちは?」
「さっきまでパパを待ってるって起きてたんですけど、睡魔には勝てずでした」
私の言葉に翔真さんが「一足遅かったか」と残念そうに肩を落とす。
「でも、どうして急に……?」
翔真さんは今日の午後国際線のフライトから戻ってくる予定だった。今日は家に帰ってゆっくりと休み、明日私が仕事を終えた頃に我が家へ遊びに来るはずだった。
一日早くやってきた理由が分からず尋ねると、翔真さんは「凛花に会いたくなって。ダメ?」と微笑んだ。
「ダメなんかじゃありません。来てくれてすごく嬉しかったです」
正直、翔真さんがいてくれると心強い。子どもたちが寝静まった後はどうしても嫌なことばかりが頭に浮かんでネガティブになってしまっていた。
「よかった。実は凛花と一緒に食べようと思ってケーキ買ってきた」
「えっ、嬉しい!」
「まだやってるケーキ屋さん見つけてギリギリ駆け込めた。子どもたちにはプリン買ってきたから、明日あげよう。こんな時間だけど、たまにはいいよね?」
「もちろんです! 今、紅茶淹れますね」
「ありがとう」
紅茶を入れてテーブルに運び、私達は背徳感のある夜のケーキに舌鼓を打った。
ケーキを食べ終えると、私が止めるのも聞かずに翔真さんは率先して片づけをしてくれた。
私のせいで保護者の人が楽しみにしているコメント欄が廃止されるなんてそんなの本望ではない。
何とかもう一度園長に直談判してみようか。でも、私への誹謗中傷コメントが続けば保護者の人にまで心配や不安を与えることになるし……。
「ママ~どしたのぉ?」
「……え?」
お風呂上がり、晴翔の髪の毛を乾かしている時だった。琉翔が心配そうに尋ねた。
「おなかいたいの?」
奏翔も続く。
「大丈夫。痛くないよ」
ドライヤーを止めて微笑むと、晴翔が振り返った。
「ママげんきない」
「そんなことないよ! ママは元気もりもりだよぉ~!」
笑顔を浮かべて大袈裟に明るく振る舞うも、子どもたちは何かを見透かしたようにジッと私を見つめる。
こういう時、三つ子は意外と鋭い。
「……ごめんね、ママ嘘ついちゃった……。本当はね、ちょっと悲しいことがあったんだ」
謝ると、三つ子が正座する私のことをギュッと抱きしめてくれた。
「ママかわいそう」
「いいこいいこしてあげる」
「るいとのおもちゃあげるね」
三人は私を抱き締めながら必死に励まそうとしてくれた。
「ありがとう」
人を思いやるその気持ちが子どもたちに芽生えてくれたことが嬉しく、胸がポカポカと温かくなる。
するとその時、翔真さんから電話がかかってきた。すぐに出るとアパートに泊りに行ってもいいかと問われ、私はすぐにその願いを受け入れた。
「夜遅くにごめん。子どもたちは?」
「さっきまでパパを待ってるって起きてたんですけど、睡魔には勝てずでした」
私の言葉に翔真さんが「一足遅かったか」と残念そうに肩を落とす。
「でも、どうして急に……?」
翔真さんは今日の午後国際線のフライトから戻ってくる予定だった。今日は家に帰ってゆっくりと休み、明日私が仕事を終えた頃に我が家へ遊びに来るはずだった。
一日早くやってきた理由が分からず尋ねると、翔真さんは「凛花に会いたくなって。ダメ?」と微笑んだ。
「ダメなんかじゃありません。来てくれてすごく嬉しかったです」
正直、翔真さんがいてくれると心強い。子どもたちが寝静まった後はどうしても嫌なことばかりが頭に浮かんでネガティブになってしまっていた。
「よかった。実は凛花と一緒に食べようと思ってケーキ買ってきた」
「えっ、嬉しい!」
「まだやってるケーキ屋さん見つけてギリギリ駆け込めた。子どもたちにはプリン買ってきたから、明日あげよう。こんな時間だけど、たまにはいいよね?」
「もちろんです! 今、紅茶淹れますね」
「ありがとう」
紅茶を入れてテーブルに運び、私達は背徳感のある夜のケーキに舌鼓を打った。
ケーキを食べ終えると、私が止めるのも聞かずに翔真さんは率先して片づけをしてくれた。