【執着兄弟の溺愛シリーズ】内緒の三つ子を出産したら、執念で見つけ出した凄腕パイロットから重たい独占愛を刻み込まれる
すると、双子を遊ばせていた翔真さんがやってきて兄と挨拶を交わした。
翔真さんは兄と武尊さんの関係を知り、驚きを露にした。
「すごい偶然だな。でも、きっとそれを含めて俺と凛花は出会う運命だったんだと思う。赤い糸に導かれたんだね」
「も、もう! 翔真さんってば」
翔真さんがにこりと隣にいる私に笑いかける。結婚してからも翔真さんはいつもこうやって私に溢れんばかりの愛を言葉と態度で伝えてくる。
そんな私と翔真さんを見て、妹の幸せを確信した兄は肩の荷が下りたのだろう。目が合うと『よかったな』と言うように微笑んだ。
少し遅れてやってきた翔真さんのご両親は孫たちに一斉に取り囲まれ、腕を引っ張られて砂場まで連れて行かれる。
「じいじ、おしろつくって!」
「俺は不器用だからなぁ。そういうのはばあばのほうが得意だよ」
「ばあば、やって~!」
「えっ⁉ ばあばも作れるか分からないわ。でも、可愛い孫たちのためなら頑張っちゃうわ」
ご両親は、「バーベキューの準備はお願いね。子どもたちは任せて!」とやんちゃで元気な孫五人を一挙に引き受けてくれた。
「ふたりとも、肉焼けたぞ」
「ありがとうございます」
肉や野菜などの焼き係は翔真さんと武尊さんが担当してくれた。元々順応力が高く、さらに武尊さんとも知り合いだった兄はすっかり氷室一家とも打ち解け、せっせと子どもたちやご両親に焼き上がった肉を運んでいる。
私と小春さんも手伝うと言ったものの、やけどをしたら大変だとコンロの近くへ寄らせてもらえなかった。
「普段はママが一番大変なんだから、こういう時はゆっくりしてていいのよっ」というお義母さんのアドバイスもあり、私と小春さんは優雅に美味しいお肉を堪能させてもらうことにした。
武尊さんは肉を焼きつつ、チラチラと小春さんの様子を伺う。
「武尊さんっていつもあんな感じなんですか?」
私はつい小春さんに尋ねた。武尊さんの小春さんを見つめる眼差しからは深い愛情が伝わってくる。
「ふふっ、そうなんです。いつも私のことを気遣ってくれて」
「良い旦那さんですね」
私の言葉に小春さんは穏やかに微笑む。
「私にはもったいないぐらいです」
「分かります。私も翔真さんと結婚して同じこと思いました」
私と小春さんは目を見合わせてクスクスと笑う。
話をしていくうちに、私達はすっかり打ち解けた。さらに同い年だということが判明し、さらに会話が弾む。
いつのまにか敬語もなくなり、お互いを『小春ちゃん』『凛花ちゃん』と呼び合う仲になった。
翔真さんは兄と武尊さんの関係を知り、驚きを露にした。
「すごい偶然だな。でも、きっとそれを含めて俺と凛花は出会う運命だったんだと思う。赤い糸に導かれたんだね」
「も、もう! 翔真さんってば」
翔真さんがにこりと隣にいる私に笑いかける。結婚してからも翔真さんはいつもこうやって私に溢れんばかりの愛を言葉と態度で伝えてくる。
そんな私と翔真さんを見て、妹の幸せを確信した兄は肩の荷が下りたのだろう。目が合うと『よかったな』と言うように微笑んだ。
少し遅れてやってきた翔真さんのご両親は孫たちに一斉に取り囲まれ、腕を引っ張られて砂場まで連れて行かれる。
「じいじ、おしろつくって!」
「俺は不器用だからなぁ。そういうのはばあばのほうが得意だよ」
「ばあば、やって~!」
「えっ⁉ ばあばも作れるか分からないわ。でも、可愛い孫たちのためなら頑張っちゃうわ」
ご両親は、「バーベキューの準備はお願いね。子どもたちは任せて!」とやんちゃで元気な孫五人を一挙に引き受けてくれた。
「ふたりとも、肉焼けたぞ」
「ありがとうございます」
肉や野菜などの焼き係は翔真さんと武尊さんが担当してくれた。元々順応力が高く、さらに武尊さんとも知り合いだった兄はすっかり氷室一家とも打ち解け、せっせと子どもたちやご両親に焼き上がった肉を運んでいる。
私と小春さんも手伝うと言ったものの、やけどをしたら大変だとコンロの近くへ寄らせてもらえなかった。
「普段はママが一番大変なんだから、こういう時はゆっくりしてていいのよっ」というお義母さんのアドバイスもあり、私と小春さんは優雅に美味しいお肉を堪能させてもらうことにした。
武尊さんは肉を焼きつつ、チラチラと小春さんの様子を伺う。
「武尊さんっていつもあんな感じなんですか?」
私はつい小春さんに尋ねた。武尊さんの小春さんを見つめる眼差しからは深い愛情が伝わってくる。
「ふふっ、そうなんです。いつも私のことを気遣ってくれて」
「良い旦那さんですね」
私の言葉に小春さんは穏やかに微笑む。
「私にはもったいないぐらいです」
「分かります。私も翔真さんと結婚して同じこと思いました」
私と小春さんは目を見合わせてクスクスと笑う。
話をしていくうちに、私達はすっかり打ち解けた。さらに同い年だということが判明し、さらに会話が弾む。
いつのまにか敬語もなくなり、お互いを『小春ちゃん』『凛花ちゃん』と呼び合う仲になった。