ハイエンドマリッジ~身も心も成熟したオトナの男に愛されて~
大きく息をついて、でも私の体にはまだ触れず、髪を梳くに留める。そんな慈しむような仕草も初めてで、やっぱり今日の彼はなにか違うなと不安になる。
「理由は、自分の体に聞いてみろ」
意味がよくわからなかった。彼の余裕のなさの原因が、どうして私の体にあるのだろう?
「康惺さ――」
しかし、彼に首筋、胸もとと指先を滑らされて気づく。
火照った肌、いつもより張っている気がする胸、彼の動きに呼応してひくひくと過敏に持ち上がってしまう腰、しっとりと湿り気を帯びた下腹部。
ああ、私の体が彼を欲しがっているんだ。
それが答えに直結しているかはわからないけれど、たぶん彼も同じなのだと自分を納得させる。
彼の体を引き寄せると、それだけで全身に快感が宿るようだった。「あ……」と短い声を漏らすと、頃合いだと思ったのか彼が指先で、唇で、強めの愛撫を施す。
すっかり蕩けてしまい、がむしゃらに彼の肌に自分を押しつける。
「言っておくが、俺が抱くのは涼羽だけだ」
呼吸が絶え絶えな私を受け止めながら、彼が静かに語りかけてくる。
「理由は、自分の体に聞いてみろ」
意味がよくわからなかった。彼の余裕のなさの原因が、どうして私の体にあるのだろう?
「康惺さ――」
しかし、彼に首筋、胸もとと指先を滑らされて気づく。
火照った肌、いつもより張っている気がする胸、彼の動きに呼応してひくひくと過敏に持ち上がってしまう腰、しっとりと湿り気を帯びた下腹部。
ああ、私の体が彼を欲しがっているんだ。
それが答えに直結しているかはわからないけれど、たぶん彼も同じなのだと自分を納得させる。
彼の体を引き寄せると、それだけで全身に快感が宿るようだった。「あ……」と短い声を漏らすと、頃合いだと思ったのか彼が指先で、唇で、強めの愛撫を施す。
すっかり蕩けてしまい、がむしゃらに彼の肌に自分を押しつける。
「言っておくが、俺が抱くのは涼羽だけだ」
呼吸が絶え絶えな私を受け止めながら、彼が静かに語りかけてくる。