ハイエンドマリッジ~身も心も成熟したオトナの男に愛されて~
彼女への弁解でも慰めでもない。心からの言葉だった。
***
箕山会長主催のパーティーに出席し、離れの客室に宿泊して朝を迎えた。
昨夜は部屋に入るなり彼女を貪った。乱したあとでさらにベッドへと運び、纏うものすべてを剥ぎ取って再び抱いて、今に至る。
隣にはまだ眠る彼女。髪はすっかり乱れていて、メイクはそのまま。ドレスは床に脱ぎ捨てられていた。
「……っ~~……」
惨状を見てようやく目が覚め、体を横たわらせたまま頭を抱えた。
横暴な抱き方をしてしまい、後悔しかない。
理由は実にくだらない嫉妬だ。惺也とふたりきりでいる姿を見て、自制が利かなくなった。
俺が不在の間、ふたりが仲良くダンスを踊っていたのも腹立たしかったし、惺也の口車にあっさりと乗せられた涼羽にも歯がゆさを覚えた。
まだふたりは想い合っているのではないか、やはり涼羽には惺也が相応しかったのではないか、そんな考えが頭をよぎった瞬間、いてもたってもいられなくなってしまった。
涼羽は俺だけを見てくれている、そう理解できているはずなのに。
……ガキか、俺は。
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箕山会長主催のパーティーに出席し、離れの客室に宿泊して朝を迎えた。
昨夜は部屋に入るなり彼女を貪った。乱したあとでさらにベッドへと運び、纏うものすべてを剥ぎ取って再び抱いて、今に至る。
隣にはまだ眠る彼女。髪はすっかり乱れていて、メイクはそのまま。ドレスは床に脱ぎ捨てられていた。
「……っ~~……」
惨状を見てようやく目が覚め、体を横たわらせたまま頭を抱えた。
横暴な抱き方をしてしまい、後悔しかない。
理由は実にくだらない嫉妬だ。惺也とふたりきりでいる姿を見て、自制が利かなくなった。
俺が不在の間、ふたりが仲良くダンスを踊っていたのも腹立たしかったし、惺也の口車にあっさりと乗せられた涼羽にも歯がゆさを覚えた。
まだふたりは想い合っているのではないか、やはり涼羽には惺也が相応しかったのではないか、そんな考えが頭をよぎった瞬間、いてもたってもいられなくなってしまった。
涼羽は俺だけを見てくれている、そう理解できているはずなのに。
……ガキか、俺は。