ハイエンドマリッジ~身も心も成熟したオトナの男に愛されて~
「どういう意味です?」

「俺とあんたは違うからな」

余計に心配になってきたんだけど……。

腑に落ちないままでいると、彼は良案でも思いついたのか、ニッと不敵な笑みを浮かべた。

「あんたが多少協力してくれるなら、プールに付き添ってやるよ」

「本当ですか!」

その顔は良案というより悪巧みに見えるけれど……。ひとまず私は彼の提案にのって、プールに行ってみることにした。



コンシェルジュに水着一式を注文すると、午後にはゴーグルとキャップ、スイムウエアが届いた。

フィットネス用らしい、セパレートだけどお腹周りがきちんと隠れるタイプの水着だ。ボトムはスパッツになっている。

彼が「ほかの居住者にセクハラされないように」と露出の少ない水着を注文してくれたらしい。彼自身も半そでのラッシュガードを上に着ている。

更衣室で着替えを済ませてプールに向かうと、先に着替え終えた彼が待っていた。

ラッシュガードの上からでも鍛え抜かれているのが伝わってきて、思わず視線を逸らす。

……スタイルが普通じゃないなあ。

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