AI暴走教室
AIを自在に操作できる佳代になら、簡単なはず。
「ここの鍵も開けてたよね。それにさっきも『もっと早く気がつくと思ってた』って言ってた。佳代、本当は自分の苦しみに気がついてほしかったんじゃない?」
語りかけるように言うと佳代がうつむいた。
その肩が小刻みに震えている。
「今ならまだ間に合うよ。みんな佳代の仲間だもん、きっと許してもらえる!」
佳代がまだ戸惑っているのなら、引き返すことはできる!
そう思ったのに。
「やぁ!」
そんな声がしたかと思うと佳代がうずくまっていた。
佳代の後ろにはホウキを握りしめた真由美が立っている。
「真由美! いつからそこに!?」
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