AI暴走教室
「佳代が保健室を出て行ったときから後をつけてたのよ。佳代が犯人だってわかって、ホウキを取ってきたの」
真由美の顔は怒りで真っ赤に染まっている。
うずくまる佳代を殺してしまいそうな殺気を感じる。
「佳代のせいで私達がこんな目に……! 絶対に許さない!!」
再び佳代がホウキを振り上げる。
「真由美やめて!」
私が叫ぶより先に真由美の腕輪に電流が流され、ホウキを取り落していた。
真由美がすぐに見をかがめてホウキに手を伸ばす。
けれどそれも電流によって遮られた。
「卑怯よ!!」
真由美が叫ぶ中、佳代が出口へ向かって走った。
「佳代、待って!」
その後を追いかけるが、一足早く戸を閉められてしまった。
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