AI暴走教室
AIが無感情にそう伝えてきた瞬間、激しい痛みが右腕を貫いた。
指すような痛みに「キャ!!」と悲鳴を上げてうずくまる。
「夏季、大丈夫か?」
駆け寄ってきた良と共に腕輪を少しずらして確認してみると、そこには赤い筋がくっきりと残っていた。
ジンジンとしびれるような痛みが残っていて指先が震えた。
《新しい問題です》
AIの声に顔をあげると電子黒板に新たな問題が表示されたところだった。
今回は国語の数学と英語の問題だ。
間違えるたびにすべての問題が消されて一からになるから、前もって次の問題を確認することもできない。
私は立ち上がり問題に向き直った。
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