愛しい俺様パイロットと、今日もいちゃいちゃ舌戦中

「今朝は屁理屈だと言ってなかったか? ……まぁいい。今回は俺が全面的に悪いからな。誠心誠意、罪を償う」

 俺は彼女の頬にそっと手を添えると、彼女の濡れた目元に唇を寄せる。

 そして、俺を恋しがってくれたために生まれた涙の味を舌の上に広げ、彼女への愛しさを募らせる。

「……もう泣くな。俺は、いつでもお前のもとにちゃんと帰ってくる」
「絶対……ですよ。あと、トラブルはちゃんと報告してください……っ」

 震える声で呟く綺美の頭を撫で、「ああ」と頷く。すると、綺美が我慢できなくなったように俺の服を掴んで背伸びをし、唇を押しつけてきた。

 とても不器用で下手なのに、世界一甘いキス。

 体中に熱い血液が巡るような感覚がして、俺は彼女を廊下の壁に押しつける。手首をつかんで緩く拘束し、噛みつくようなキスで彼女の唇を塞ぐ。

「ちはや、さ……んっ」
「綺美……舌、出せ。もっと深く、お前を味わいたい……」

 彼女の気持ちがハッキリとわからないうちは、あまり自分の首を絞めるようなことはしないつもりだったのだが……今は自分を制御できない。

 唾液も、そして吐息さえすべて食べてしまいたいと思いながら、濡れた舌同士を絡ませる。

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