愛しい俺様パイロットと、今日もいちゃいちゃ舌戦中

「深澄さんは言いたいことを言いすぎでは?」
「それはお互い様だろ。……さて、今夜は疲れてるだろうから話はこの辺にしてさっさと休もう。お前、その格好を見るに風呂は済んでいるんだよな?」

 彼が、私の全身を軽く眺めて言う。

 ルームウエアのカーディガンが肩からずり落ちそうになっていたので、慌てて直してから頷いた。

「は、はい。自宅で済ませています」
「じゃあ、洗面所で歯を磨いた後、ゲストルームに案内する。部屋は内側から鍵がかかるから、俺のことが信用できないなら閉めておけ。怖い目に遭ったばかりだしな」
「お気遣い感謝します……」
「どういたしまして」

 結局その夜は、温かいココアをご馳走になった後、彼が出してくれた新品の歯ブラシで歯を磨き、ゲストルームのベッドで寝かせてもらった。

 ……結婚の話、どうしよう。

 すぐに答えは出せそうになかったけれど、色々なことがあって疲れていたのか、あっという間に私は夢の中だった。 

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