ただいま緊急で婚約破棄を望んでいます!
ここで私は彼と会話をして、婚約破棄をしてもらうことは諦めることにした。だって、命の期限がそこまで迫っていた。零時を越えれば、そこで私は死んでしまう。
それだけは、絶対に嫌だった。
けど、どうすれば良いの。彼に事情を話すことは、禁じられているし……。
「クリス様は……私と婚約したままで、結婚することになるんですが、良いんですか?! 私の事……本当に、好きなんですか?!」
私は涙目のままで、彼に訴えた。好きではないのなら、今すぐ、婚約者の身分から解放して欲しい。
そんな切ない想いも込めて。
……けど、クリス様の反応は、私が想像していたものとはまったく違っていた。
私の両肩を掴み、真剣な眼差しで見つめたのだ。
「それはそうだ。好ましく思っているし、好きだ。結婚するならば、アンナローゼが良い。そう思って、俺は君と婚約した。婚約破棄に相当するような罪を犯したなら王族として対応すべきだろうが、してないなら、別に僕は婚約破棄する必要はない」
ええ……えええ……!! そうだったんだ!!
クリス様は婚約者として、アンネローゼのことがちゃんと好きだったんだ……!!
それだけは、絶対に嫌だった。
けど、どうすれば良いの。彼に事情を話すことは、禁じられているし……。
「クリス様は……私と婚約したままで、結婚することになるんですが、良いんですか?! 私の事……本当に、好きなんですか?!」
私は涙目のままで、彼に訴えた。好きではないのなら、今すぐ、婚約者の身分から解放して欲しい。
そんな切ない想いも込めて。
……けど、クリス様の反応は、私が想像していたものとはまったく違っていた。
私の両肩を掴み、真剣な眼差しで見つめたのだ。
「それはそうだ。好ましく思っているし、好きだ。結婚するならば、アンナローゼが良い。そう思って、俺は君と婚約した。婚約破棄に相当するような罪を犯したなら王族として対応すべきだろうが、してないなら、別に僕は婚約破棄する必要はない」
ええ……えええ……!! そうだったんだ!!
クリス様は婚約者として、アンネローゼのことがちゃんと好きだったんだ……!!